桃桃桃の邪気払い☆

昔々、イザナギ神とイザナミ神という男女二神の神様がおりまして^^

天の高天原の神々のミッションにより『国造り』をすることになりました。

 

二人の神様は協力して、高天原の神々より授けられた天の沼矛を使って島を作っていきました。

 

一番最初に 淡路島、次いで四国や九州、本州やその他たくさんの島々が生まれました。

 

二人の神様は結婚し夫婦神となり、奥さんのイザナミ神は それぞれの島を治める神々、海の神様、川の神様、風、木々、山々、、、たくさんの神様を生みました。そして、火の神様を生んだ時に 大やけどをしてしまうのですが、やけどで苦しみながらも、粘土の神様や水の神様、鉱山の神様などを生み、とうとう弱ってしまって亡くなってしまうのです。

 

旦那さんのイザナギ神は  それはそれは悲しんで イザナミ神を連れ戻そうと黄泉の国を訪れます。ところがイザナミ神は黄泉の国の食べ物を食べてしまっていて、帰ることが出来ません。そこでイザナミ神は、元の世界に戻れるよう 黄泉の国の神々に許しを得に行こうとするのですが、一つだけ「私が帰ってくるまでは、決して私のことを見ないように」とイザナギ神に伝えます。

 

ところがイザナギ神は、恋しさ募ってイザナミ神の姿を見てしまいます。

 

そこには、変わり果てたイザナミ神の姿が・・・

 

「あれほど見ないでと言ったのに・・・」

 

自分の醜い姿を見られて怒ったイザナミ神は「イザナギを殺してしまえ」と悪霊たちに命じます。 

 

この時、命からがら イザナギ神が悪霊達に投げつけて悪霊が逃げた☆と言われるのが桃の実で、桃の実の不思議な霊力に恐れをなした悪霊達が皆逃げ散ったと言われているんですね。

 

 

と、、、これは古事記のお話のほんの一部をざっくりお伝えしたのですが^^こんな昔から、日本では 桃は魔を祓うもの とされていたんですね。

 

この他にも、桃の種に盛り塩のような効果があるとか、邪気を払うとか、長寿のご利益、子宝、などなど大変縁起の良い意味が桃にはあるのだそう。

 

そんな、桃のご利益にあやかるべく ( *´艸`) 

夏休みのお楽しみ☆ 桃のコース料理をいただいてきました✨

 

 

桃桃桃の桃尽くし で、桃桃桃の邪気払い☆

しっかり堪能してきました (*´▽`*)

桃なんだけど、ちゃんとお料理になっていて、どれも美味しく頂きました♪

 

 

それにしても、、、

 

「見ないで」と言われたら余計に見たくなるのは昔も今も同じですね~☆

そして、醜い姿を見られて怒ったイザナミ神も、好きな人にはキレイな自分を見て欲しいという乙女心からだったのでは~?と思うのは私だけでしょうか^^

 

物語は、何とか助かったイザナギ神が黄泉の穢れを清めるべく川に入り、眼を洗った時に左目からアマテラスオオミカミが、右目からツクヨミノミコトが、鼻からスサノオノミコトが生まれ 続いていくのですが、それはまたいつか機会があればお伝えしたいと思います (*^^*)

 

 

帰り、、、

レストランの片隅に座る、ダンディー?な おひとり様を発見 ( *´艸`)