干ばつの被害に喘いでいたある村の村人が、
雨乞いの為、
なんとか雨を降らそうと、
狐を生贄にすることを思いつきました。
村人達は、村一番の男前を婿に仕立て、
狐の娘を騙して嫁入りさせようと企てました。
ところが、
狐の娘に情が移った男が
「これは罠だから、このままではあなたは殺されてしまう!」
と娘に言ってしまうのです。
自分の命の危険を知った狐の娘でしたが、娘もまた村の男のことを好きになっていました。
「私はこれでいいのです」
狐の娘は、人間の娘に化けたまま嫁入りをし、そのまま村人達に殺されてしまいました。
その時、雲一つ無い空から、まるで涙のような大粒の雨が降ってきたのだそうです。
『狐の嫁入り』
今日は、そのことを思わせるようなお天気でした。
晴れているのに雨が降って、止んだり降ったりの繰り返し。。。
ほ〜んと、不思議なお天気の日でした。
この『狐の嫁入り』という言葉には、諸説あるようですが、私が気になったお話しを今日は綴ってみました(^^)
晴れているのに雨、と言うことで、狐に化かされた、、、と言うような意味が多いなか、このお話は、ちょっぴり切なくて悲しいですね。。。
皆さんは『狐の嫁入り』と聞けば、何を思われますか?(^^)