癌でした

昨日の続きです。


その日、


父の肺にできたポリープが、良性か悪性か、検査の結果が出ると言われていたその日、


私は、いつも通り、会社に出勤していました。


心の中は不安な気持ちでいっぱいです。


でも、その気持ちを吹き飛ばすように


絶対大丈夫!!!


と、ずっと念じてもいました。


夕方、机の上の書類を整理し、帰り仕度をしていた時、ガラスで出来た丸いペーパーウェイトが転がって床に落ちました。


結構大きくて重いガラスの塊だったので、割れることはなかったのですが、床に落ちた時、ゴン!!と、鈍い音がしました。その音は、1階に居た事務所の人が、何事か?!と2階まで様子を見に来るほど大きな音でした。


ふと、お父さん、良くない結果なのかも・・・との思いが胸をよぎりました。


結果は、


やっぱり悪性で、肺癌でした。


父は、翌年、年明けそうそうに手術することになりました。